第12期ちびっ子桧垣本座　9月　桧垣本七郎作　能面の魅力

9月8日、スーパー能「世阿弥」の阿古父尉の面のレプリカを製作した能面打・見市泰男先生が桧垣本猿楽の事始となった桧垣本七郎の能面についてお話されました。能面作りの仕事に携わる方のお話で今までには感じることがなかった七郎の技術力の高さを垣間見るひとときでした。専門家が太鼓判をおす桧垣本七郎の能面、実際かけて演技をしたらどんな風になるのか、見てみたいものです。
能面のお話のあと、観世流シテ方齋藤信輔師が「玄象」の謡と舞を指導されました。能はゆっくりしたイメージがありますが、型をおけいこするとなかなか大変です。先生がいとも簡単に型を示しますが、みなさんを見ていると思った以上にハードでちょっとびっくりした様子でした。先生が謡と舞（型）を体験するワークショップは珍しいとおっしゃいました。
そういわれたらなんか得した気分になってしまいます。また、ぜひ、企画します。そのときはご参加くださいね。