文化の祭典 大淀町文化祭
大淀町では昭和49(1974)年から、文化祭を町の文化の祭典と位置づけ、毎年11月3日(文化の日)を含む日程で開催しています。
毎年、町広報紙(9月号)に「文化祭出品出場要項」を折り込んで、町民のみなさんに出品・出場者の募集を呼びかけています。
大淀町文化祭での主なイベント
- 文化祭開会行事(オープニング)
町歌の斉唱と主催者による挨拶 - 記念行事(講演会・映画上映等)
文化の祭典にふさわしい記念行事です - 芸能発表会
日々練習を積み重ねた町民のみなさんによる舞台発表会です - お茶席(抹茶・煎茶)
お点前を拝見した後、おいしいお茶をいただけます - おりがみ講習会
来年の干支を折ります - カラオケ大会
カラオケを愛する町民のみなさんが熱唱します - 歴史展示
町内の歴史にかかわる展示を行います - 囲碁・将棋大会
囲碁と将棋にわかれて勝敗を競います - 町展
町民のみなさんが自慢の作品を出展します - 食推協展示
大淀町食生活推進員協議会のみなさんによる展示・相談コーナーです - 記録部展示
大淀町文化連盟記録部による記録写真と映像展示のコーナーです
過去の文化祭
文化の薫るまちづくりをめざして 大淀町文化連盟の活動
大淀町文化連盟は、昭和50(1975)年1月の発足以来、大淀町の文化の向上・発展をめざし、日々文化活動をおこなっている団体です。町民のみなさんが文化にふれ、豊かな生活をおくることができる機会を増やすため、文化祭の企画・立案や、社会見学会・文化講演会を開催するなど、文化の薫る大淀町のまちづくりに貢献しています。
活動内容(参加グループ)
俳句、短歌、歴史部会、文化財調査会、語り部の会、囲碁、将棋、食推協、婦人会、書道、絵画、写真、彫刻、折り紙、つまみ絵、ちぎり絵、園芸、手工芸、陶芸、音楽、詩吟、日本舞踊、民踊、コーラス、カラオケ、大正琴、健康体操、茶道、華道、能楽 など
(平成26年4月現在)
大淀町文化連盟では、文化活動のグループを募集しています。入会のご希望、または活動内容についてのご質問等がございましたら、大淀町文化連盟事務局(町文化会館)まで問い合わせてください。
教養を深める 文化講演会
町民のみなさんが教養を高め、深く学ぶための文化講演会を実施しています。毎回、町の広報紙(折り込みチラシ)やあらかしテレビ、ホームページなどでご案内をしています。
どなたでもご参加できます。
過去の文化講演会
- 平成16年度 大淀町周辺の遺跡について(講師:南部裕樹氏)
- 平成17年度 比曽学事始(講師:溝上正昭氏)
- 平成18年度 実施せず
- 平成19年度 古代の越部・土田遺跡について(講師:西藤清秀氏)
- 平成19年度 桧垣本八幡神社の由来を探る(講師:池田淳氏)
- 平成20年度 私たちの来世(講師:松久保伽秀氏)
- 平成21年度 邪馬台国論争の行方(講師:寺沢薫氏)
- 平成22年度 町指定文化財・石神古墳(講師:千賀久氏)
- 平成23年度 柳の渡しと修験の道(講師:菅谷文則氏)
- 平成24年度 歌人・前登志夫の世界(講師:萩岡良博氏)※町文化連盟主催・町教育委員会共催
- 平成25年度 吉野の産業史-下市漆器から-
※町文化連盟主催・町教育委員会共催
地域を見て学び、堪能する 社会見学会
町民のみなさんが町周辺の地域を深く学ぶため、社会見学会を実施しています。
毎回、町広報紙等で参加者募集のご案内をしています。どなたでもご参加できます。
過去の社会見学会
- 平成16年度 博物館見学と古寺散策(京都文化博物館・高山寺・三十三間堂)
- 平成17年度 ヤマト王権誕生の地をめぐる(田原本町・桜井市)
- 平成18年度 水銀朱のふるさとをたずねて(三重県多気町・松阪市)
- 平成19年度 実施せず
- 平成20年度 十津川・天川の歴史と文化(十津川村・天川村)
- 平成21年度 川上村の歴史と文化(川上村)
- 平成22年度 町内の史跡と文化財をめぐる
ふるさとの歴史からまちづくりを おおよど歴史学習会
町民のみなさんが町内各地域の歴史を深く学ぶため、歴史学習会を実施しています。
過去の歴史学習会
- 平成19年度 佐名伝・薬水・今木・大岩・鉾立地区
- 平成20年度 岩壺・矢走・持尾・芦原・畑屋地区
- 平成21年度 桧垣本・下渕地区
- 平成22年度 土田・越部・馬佐・新野・北六田地区
- 平成23年度 比曽・増口・西増・中増地区
場所
日時
隔月第3金曜日(6月・8月・10月・12月・翌年2月)
午後7時~8時半
対象
内容
スライドショーやミニ展示をみながら、ふるさとの歴史と文化について話し合い、まちづくりのきっかけを探ります。
学習会の内容については、大淀町教育委員会編『おおよどの地域文化財を学ぶ(概要版)』(2013年)にも掲載しています。
おおよどの歴史キャラクター あなたのまちのゆるきゃらたち 募集!!
大淀町内にはさまざまな歴史や文化が各大字ごとに伝わっています。ここでは、これらの歴史や文化をイメージした「ゆるきゃら」のみなさんを紹介します。
みなさんのまちの「ゆるきゃら」も募集中です(詳しくは文化振興課まで)。
おおよどの歴史キャラクター(ほかにもまだまだたくさんあります)
・おおよどで生れた「ゆるきゃら」たち
(左から)せいくろうさん、あぎょうくん、おおみみさん、ふえのひこしろう、はすにょらいくん、だいがくせんせい、ちゅうじろうさん、ひそのかんのんさま、おいのちゃん、けやきじぃ、こきんごくん、だいにちさま
せいくろうさん
- 地区
鉾立 - アピールポイント
鉾立に住んでいる、優しいおじいさん。若いころから仏さまへの信心が強くて、雪の中でもありがたいありがたいと、感謝のお祈りをささげるほど。
あぎょうくん
- 地区
今木 - アピールポイント
今木の権現堂の山門で、悪いやつがお堂に入ってこないよう、にらみをきかせるのが仕事。手にもっている金剛杵は、あぎょうくんとっておきの武器。
おおみみさん
- 地区
下渕 - アピールポイント
500年のあいだ、下渕のまちを見守ってきた光明寺のやさしい仏さま。大きな耳をゆらしながら、大淀に住むいろんな人の幸せを願っています。
ひこしろう
- 地区
桧垣本 - アピールポイント
笛の名手で桧垣本猿楽の伝説的人物。彼の不思議な笛は癒しの音色を奏でる。
はすにょらい
- 地区
岩壺 - アピールポイント
岩壺の大日寺の仏さま。いつもねむそうな目をして蓮のつぼみをかかえているので、はすにょらい。性格はのんびり屋さん。
だいがくせんせい
- 地区
佐名伝 - アピールポイント
佐名伝のお寺のお坊さんで、児童文学の作家。おおらかでやさしい、仏さまのような心の持ち主(大阿太高原の梨園には、彼をたたえる童話碑があるよ)。
おいのちゃん
- 地区
佐名伝 - アピールポイント
佐名伝で育ったこころやさしい女の子。いつもお気に入りの笠をかぶってお出かけ。佐名伝にはおいのちゃんゆかりの池があるよ。
ちゅうじろう
- 地区
中増 - アピールポイント
忠治郎です。ふだんは茶摘み用の籠屋をしているので「籠忠」と呼ばれています。中西増に宇治茶の製法を伝えたのは、私です。
かんのんさま
- 地区
比曽 - アピールポイント
比曽の世尊寺にいる仏さま。からだからただよう香りで、いろんな病気を治す力がある。
けやきじぃ
- 地区
土田 - アピールポイント
700歳の土田の守り神。おおよどの歴史ならなんでも知っている(土田の川辺にいまもたっているよ)。
こきんごくん
- 地区
金吾町 - アピールポイント
ご主人様を探して吉野に来たさむらい。いつも、まじめでいっしょうけんめい(金吾町には彼をたたえる石塔があるよ)。
だいにちさん
- 地区
大岩 - アピールポイント
大岩の大日堂のぬし。雨をふらせるちからがある。見かけはツンツンしてクールだけど、おまつり好きで、にぎやかなところが大好き。
能楽プログラムと花岡大学 伝統芸能と文学のまちづくり
大淀町では、伝統芸能と文学のまちづくりをめざし、「能楽プログラム」と大淀町佐名伝出身の童話作家・花岡大学に関する事業を展開しています。
大淀町文化会館(あらかしホール)
大淀町文化会館(あらかしホール)では、平成9年(1997)の開館以来、町民のみなさんにうるおいのある生活を提供するために、さまざまな自主事業を企画しています。