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安産の滝/安佐谷の寺院跡

[2019年5月15日]

安産の滝

大淀町と高取町の境にあります。車か、近鉄越部駅からタクシーでお越しください。高取町にある壺坂寺、高取城跡とあわせて見学していただくとよいでしょう。

安産の滝は、本町田口の集落から、壺坂街道を少し北に進んだところにある滝です。お産をする人がこの滝にうたれると安産できるとの言い伝えがあります。名前のいわれは、付近の旧地名「安佐谷」から、「アサ」が「アンサン」に変化したものと推測されます。

安産の滝の写真

安産の滝

安佐谷の寺院跡

かつて「安佐谷」にあった寺院については、はっきりした記録が残っていませんが、比曽寺の「奥の院」ともされた、比較的大きな寺院であったと考えられています。この寺院に安置されていた仏像は、当町では妙楽寺(馬佐地区)、安養寺(中増地区)などに伝わっています。
また、江戸時代の慶安年間(1648-52)に、「馬佐安佐谷」より吉野町山口の西蓮寺へ移された阿弥陀如来坐像は、「吉野大仏」とも称される高さ2.65mの巨大な木造仏です。頭部と腕部は後補ですが、平安時代後期の作とみられます。「安佐谷」にあった寺院の隆盛がしのばれます。

安産の滝の写真

阿弥陀如来坐像(吉野大仏)

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アクセス


安産の滝/安佐谷の寺院跡への別ルート

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